長い間見てみたいと思っていた、平等院鳳凰堂をついに家内と訪ねることができました。
そう大きな伽藍というわけではなく、奈良ででかい木造建築ばかり見てると、どちらかというと小ぶりな寺院です。
ですが、鳳凰堂の文字通り、鳳凰の胴体と翼に擬せられ姿は、手前の池に映る姿も合わせて半端ではなく美しいです。
ましてや、周りには多分藁葺き小屋程度しかなかった1000年前の平安時代には、仰ぎ見る者に西方浄土が実存する確信を与え、恍惚とした境地に誘ったでしょうね。
これが藤原氏の私堂だなんて、どんだけ金持ってたんだよ!