JR仙台駅牛たんロード 『伊達の牛たん』
東京出張中に、中1日が祝日のため空いてしまったので、仙台まで足を伸ばして牛タンを食べて来ました。
東京の錦糸町を9時に出発して、仙台駅には11時半に着く計画でした。12時前にしとかないと、混むかも知れないと考えたからです。
でもその考えはあっさりと覆され、新幹線の改札を出て足早に「伊達の牛たん」の前に行ったら、既に20人以上が並んでいました。結局店に入れたのは、1時間後でした。
何を注文しようかと考えて、もうこれが最後になるかも知れないので、以前に食べた時から気になっていた『芯たん定食』¥2,990を頼む事にしました。
芯たんという名前の部位はなくて、「伊達の牛たん」独自の名称で、舌の後方半分のみを使うのだそうです。
「伊達の牛たん」には、過去に3回食べに入りました。肉自身の味もいいですが、焼く時にできる焦げ目に炭の味が混ざって、これが何とも野趣を感じさせてくれて大好きでした。
芯たんと普通の牛たんの違いは、正直言ってよく分かりませんでした。それに、待ってる人が私の後ろにも10人以上がいて、焼き手が高速回転を強いられたためか、以前に食べた時に比べて各切り身の焼き方にばらつきがあったように感じました。
だけど、間違いなく美味しかったです。歯ごたえがあって、炭の味が肉汁と相俟って幸福感に包まれました。
勘定する時になってレシートを見たら、なぜか普通の牛たん定食の値段。注文が間違われたのか、それとも勘定が間違われたのか。喜ぶべきなのか残念に思うべきなのか、複雑な心境でした。やっぱり、店員さんに聞くべきだったか。